本日で娘ちゃんの二か月バースデー♪
そして明日から予防接種の嵐です。
注射めっちゃ大嫌いな私としては、こっちがドキドキです。
さて、前回のつづき。
今回も長いと思います。お暇なときにどうぞ!
日付も変わって5月30日。
千恵子さんが買ってきてくれた高級果物さんを食べてみる。
おいしー(≧∇≦)
なぜか一瞬お腹が空いて、震えながら果物を口にした。プラスチックの爪楊枝でマンゴーを刺そうとするけど…震えてるし上手くいかない。
上手く刺せても口にもっていくのが大変。だって震えてるしマンゴーツルツルやし、プラスチックの爪楊枝との相性悪すぎる。
でも、必死で食べました〜笑。
ナースコールをどの痛みで押していいのか。。。がこの時の最大の悩み。
こんだけ痛いけど、こんなもんとちゃうんやろなって耐える。
すでに間隔もめっちゃ短くて痛みがおさまってる時に休めてたのが
もう休めない。
数時間前にナースコール呼んだときに抱き枕かりてたんやけど
最初は抱き枕に癒されたものの、もう効果がない。MY抱き枕が恋しい。
そろそろ押そうかなって思いながら、あとちょっと待ってみよう。
そんな葛藤をしばらく。
ずっと右手にナースコールを強く握ってました(笑)
2時くらいに、痛みと同時に勢いで押してみる。
押しちゃったぁ〜って感じね。
木原さんどうされました?
どうもこうもなくて。。。痛いんやって思いながら
強く痛いです。とだけ、冷静に答えてみる。
そして助産師さん登場!
木原さん、トイレは最後いついった??
なんでそんな質問??
えっと、随分行ってないかも。
じゃ、行ってきて〜。
こんな痛いときにトイレ行かすなんて鬼やなって思いながら
痛みに耐えながらトイレへ。
トイレに行くのもめっちゃ時間かかるしね。
ってトイレは目の前やねんけどね。
便座に座ることがビックリするくらい痛い。この手すりが付いててよかったってゆう手すりがいっぱい。病院のトイレはやっぱり考えられてます。
すると、結構多めの出血確認。
いよいよやなって自分とお腹の娘ちゃんと話してみる。
便座から立ち上がろうとするけど、なかなか出来ない…そんな自分にまた笑える。
こんな簡単なことできないんやなってね。
トイレから出ると助産師さんが
出血してた??
うん。めっちゃしてたって答える私。
で、確認してもらったら子宮が約3〜4センチ開きだした!
一気にきたな〜って助産師さん。
ちょっと痛みを耐えすぎてたんやろか。
そこからいよいよ分娩室へ移動。
お部屋から分娩室まで10メートルもないのに
この時の私には果てしなく遠い道のりに思えた。
荷物をまとめて分娩室に持っていくって言うねんけど・・・
今ですか??って思わず声に出た(笑)だって人一倍荷物多いからさ。
大丈夫。指示してくれたら全部運ぶから!って
指示も出来ひんわって思いながらも
めっちゃ冷静に指示してる私。
これも木原さんの荷物!?
はい、そうです。
めっちゃ多いなぁ〜。って。
言われるのわかってたよ。
そして移動。
ちょっと動けませんって立ち止まると動けるタイミングで移動してって。
波がおさまった時にめっちゃ早歩きで一気に分娩室へ。
冷蔵庫の中身も移動してくれはって。
ワー美味しそうな果物。
ウィーダーインゼリーもある〜。
ここのスープ高いけど美味しいよね〜。昨日、高島屋で売ってたよ〜。
食べていいよ、看護婦さん!と、心の中で言ってみる。
そして、愛想笑いだけしてみる。
痛いからね。
旦那様呼びますか〜?って聞かれて
お願いしますって答える。
木原さん、ケータイどこ入れた??
えっと〜私が呼ぶのか?って思いながら
ピンクのカバンの中です。
そして、自分で電話。
だいちゃん、そろそろみたい。
分娩室へ移動した。
そんな感じの会話をして、電話を切った。
そこから、赤ちゃんの心拍と陣痛の波を確認する器械を装着。
冷静にこれくらいの痛みかぁ〜。前駆陣痛とそんな変わらんやん。
でもここからやし、がんばるぞって一人で意気込んでみる。
看護婦さんが、
木原さんはメガネないと見えない?
はい、まったく見えないです。
じゃ、私がメガネお預かりしまーす。
と言って預かってくれた。
痛みがくる度に呼吸で痛みを逃しながら…
呼吸法でほんまに痛みを和らげることはできるんやなって実感。
マタニティヨガの資格とった時のあの教科書やら全く未知の世界やったけど、妊娠して体験していっぱい理解できた。
イメージは出来てる。
そうこうしてたら、だいちゃん登場。
ちょっと安心する私。
だいちゃんは、必死にさすってくれてました。
心の中でありがと。
そして、分娩室のベットが分娩台へ変えることになって。
いったん、旦那さんはお部屋を出されました。
たぶん、うちの病院は旦那さんにきれいなところしか見せない方針です(笑)
ベットがこんな風に分娩台になるんやって思った瞬間。
助産師さんや看護婦さんがめっちゃ焦りだした。
娘ちゃんの心拍が止まっちゃったみたい。
バタバタバタってまわりが動きはじめた。
先生呼んで〜って結構大きい声でさけばはった時は、これはヤバイなってね。
でも、なんやろ?なぜか大丈夫やってわかってました。
やっぱり娘ちゃんと繋がってるからかしら。
私に酸素の管が鼻に入れられて、いたって冷静に娘ちゃんに酸素をいっぱい送ってあげようと鼻でいっぱい酸素を吸って吐くの繰り返し。
どうやら、娘ちゃんが出口へと急降下してきたみたいです。
つきっきりの今回の担当してくれはった助産師さんが、あとあとあの時はほんまにめっちゃ焦ったよってゆうくらいの急降下やったみたい。
そうこうしてたら、娘ちゃんの心拍も戻り一安心。
みんながホッとしてはるのもわかった。
引き続き頑張ってると…
助産師さんが、
旦那さんに入ってもらうの忘れてたってね。
ほんまやって私。
旦那さーん!どうぞ〜。っでだいちゃん再登場。
大丈夫?って顔してたなぁ。
だいちゃんは、廊下で待たされてるときに急にバタバタし始めて、先生呼んで〜って廊下を走り去る看護婦さんを見てこれはヤバイってドキドキしてたみたい(笑)
そら、一番心配させちゃったね。
さて、一気に子宮も全開となりましたのでここからがより出産らしくなってきた。
初めての出産の私は、娘ちゃんの頭を出すところのみいきみます。それ以外は、呼吸法が大切。
いきむって…って謎やったけど、やりはじめると感覚がすぐにつかめた。
息するタイミングは難しかったけど。
でもね、いきむってパワーがいる。
ご飯たべなきゃパワーでないよって食事をいっぱい残す度に言われてたのはこの為やったのね。
助産師さんも、木原さんめっちゃ上手いねんけどあと一歩やわ!
そのあと一歩ってのもなんとなくわかる。
血管切れるんちゃうやろかってくらい頑張ってるんやけどね。思わず目を閉じたくなるけど、いきむ時は目を開けて〜って言う専門の看護婦さんにわかってんねんって心の中で叫ぶ。
すると、助産師さんが
木原さん、冷蔵庫に入ってるウィーダーインゼリー食べれる?って。
えっ?今ですかっ?って思わず笑う。
やっぱパワーが足りひんねん!って。
じゃ、食べます。って私。
痛みに耐えながら、たぶんだいちゃんにウィーダーインゼリーを食べさせてもらう。
CMの通り、10秒チャージ!
めっちゃおもろいやんって思いながらね。
すると、ほんまかって思うやろけど
パワーでてきた。
木原さんほんまに上手いわ。
初めてとは思えない。
すごいすごい!
あとちょっと〜。
ほんまにめっちゃ上手い。
いや〜、てれてしまうほど褒められました!
しかも、世に言う暴言を吐くってことは一切しませんでした。
自分自身にかなり集中して、お腹の娘ちゃんの動きを確認してました。
木原さん、頭触れるけど触る!?って。
エッ?痛いけどこのタイミング?
でも、記念に触ってみた。
濡れてる髪の毛でもふさふさ感がわかったし、頭触れたってことが嬉しくてテンション上がる。
一気にいきみにも力が入る。
木原さん脚こんなに広げられて痛くない?
大丈夫です。この方が楽やし。
すごいなぁ〜、なんかやってる?
ヨガやってる。
ってこんな会話もしながらね。
ずっとだいちゃんは、サポートしてくれてたな。
もちろん、もうちょっとこうして欲しいはあったけどいてくれてるだけで心強かった。
もちろん、だいちゃんへ暴言も吐いてないよ。
って、そうこうしてたら…
あとちょっと。
いっぱい回転しながら、なぜか降りたり上がったりを繰り返す娘ちゃん。
ここまで来たら普通は引っ込まへんねんけどなって助産師さん。
なかなか一筋縄ではいかない娘ちゃんです。
そして、
頭でた〜!!!
っと同時に助産師さんが
もう目を開けちゃった〜って。
めっちゃ早くまわり確認する娘ちゃん!
ほんで大きな声で…
ウギャーって泣いた。
なんてかわいい声なんやろー。
まだ頭しかでてないのに泣いちゃうなんて。
そこから、腕をだしてってしてる時におもっきりドンって殴られたような。
思わず頭を上げて助産師さんなんかやったやろーって目でみる私。
私とちゃうで〜、赤ちゃんが蹴ってでてきはってん!
ほんまにすごい蹴りでした。
そして、腕もでてきた娘ちゃん。
ここで、うちの病院は赤ちゃんとお母さんがおててを繫いでそこから赤ちゃんが全部出てきます。
急に看護婦さんが…木原さんのメガネ〜って。自分がどこに置いたか一瞬忘れてはって急いで見つけて、急いで私の顔にかけてくれた(笑)
それはそれは、すごい勢いでね。
ありがと、これで見れます〜笑。
で、初めて娘ちゃんとおててを繫いだの。
ちっちゃいおてて。
しわしわであったかい。
お顔もみれた〜。
感動。
そして、するするってからだが全部でてきてくれました。
私のお腹の上にのって。
癒される。
もう幸せ。
泣くかなって思ってたけど、泣かなかった私。
すごく嬉しくてとにかくあったかかった。
痛かったことぜーんぶ忘れたね。
そして、体重に身長にと娘ちゃん検査へ。
だいちゃんは、私のことはほっといて娘ちゃんとこへ。
私は…
木原さん、ちょっと縫いまーす!
えっ?一番恐れてたのに〜。
こうならない為に対策してきたのに〜。
縫うんですか!?って聞いてみる。
こんなん軽症やで、かすり傷程度!って返される。
ちょっと前に産んだ友達が悲惨で縫うのに1時間かかったって聞いてたから、何分かからはるか確認。
たぶん麻酔をチクっとさしてたような。
先生痛いです!って言うてみるもあとちょっとね〜って。
約10分かかったかな。
まあ、軽症って言葉を信じようとこの時思ったけど…先生のゆうとおりすごい軽症でした。
分娩室へ移動してから約2時間で産むことができて、助産師さんがもっともっと時間かかると思ってたけどはやかったねって。
これは、めっちゃ安産だそう。
経産婦さんなみと言われました。
前駆陣痛のが痛かったからか…
出産は、痛かったけど痛くなかった。
するって出てきてくれた時は気持ちよかったもん。
そして、千恵子さんにパパが登場。
もっと時間かかると思ってゆっくりしてたわ〜ってね。
じーじは、必死で慣れないスマフォで写真撮りまくり。これは、ジジバカ決定やなって思ったね。
千恵子さんも嬉しそうでみんなをハッピーにしてくれる娘ちゃん。
ハッピーオーラが素晴らしい!
そして、娘ちゃんが初めておっぱい飲んだ時。
人間の本能ってすごいなぁってゴクゴク飲んでくれた。
そして一気に母性に目覚めた瞬間やった。
みんなが病室へ移動して、助産師さんがホットタオルでカラダをふいてくれはったんやけど…これが最高に気持ちよかった。
今回担当してくれはった助産師さんは、ほんまにええ人。
退院前日、いろいろお話してて娘ちゃん誕生が嬉しくって一緒に涙してくれはったり…
こんな話も聞かせてくれはりました。
私が縫われてたり、いろいろしてた時…娘ちゃんを抱っこしながら和室に座って2人きりにされてただいちゃん。
感動して泣いてたそうです。
助産師さんが旦那様のおめめがウルウルキラキラしてたって目撃されてました〜笑。
その話を聞いて嬉しかった。
って、私よりだいちゃんが泣いちゃうなんてね。
それだけ、待ってたからね。
葵葉ちゃん、産まれてきてくれてありがとう。
私達をパパとママにしてくれてほんとにありがとう。
今も私の隣でスヤスヤ寝てくれてる大切な大切な宝物の産まれてくれたお話でした。
そうそう、だいちゃんはビデオをまわすのも写真撮るのも忘れてたんだー笑。